昨今の建設市場は、2020年の東京オリンピック開催に向け、民間投資を含め今後も建設需要が活発な大都市圏に比べ、公共投資の割合が高い地方では大きな変化は見られず、更には大手と中小企業の地域間格差が顕著化しており、事業量や企業間格差がより鮮明になりつつあります。

 いうまでもなく、道路整備は地方の観光交流や産業の振興、防災や医療活動などの根幹であり、産業・観光振興の相互連携を改善する大きな社会的役割を期待されています。この役割を果たす質の高い社会資本整備実践の為に、担い手を確保し育成していくことが喫緊の課題であります。「若者が夢をもって将来を託せる産業」の大目標に向かって、建設現場の生産性の大幅な向上を目指す取り組みも本格化していきますが、技術を伝承し発展させるためにも、官民の垣根を越えて建設産業の魅力や地域建設業の果たす役割を発信していかなければなりません。

 当協会は、引き続き「現場主義」をモットーに、より良い社会資本整備の担い手育成を目的に、自前の研究所における研究・試験・委託業務や各種研修を通じて技術知識や意識の向上に努めていきます。また、企画広報活動についても引き続き各地域が抱える問題点を吸収し、対策すべく会員相互の情報交換を密にして対応していきたいと考えています。

 我々の役割や行動に誇りを持ち、真の技術力研鑚を継続しそれを社会に還元すべく、技術委員会・安全衛生推進委員会・合材部会、岐阜県総合建設技術研究所の活動を推進していきます。



平成28年度事業報告及び平成29年度事業計画